メヒルギ植栽地(調整池)と干潟の観察をしました。(3・4年)
本日7月11日(月),3・4年生は総合的な学習の時間で,メヒルギの植栽が行われている干潟(調整池)の観察に行きました。講師として,環境省奄美群島国立公園管理事務所 奄美野生生物保護センター自然保護官の松岡美範先生,そして長年本村のマングローブ再生の仕事に携わって来られた宇検村教育委員会 藤 貴文事務局長に来ていただき,干潟について詳しく説明していただきました。
なお,今回の活動は「緑の少年団」活動も兼ねての実施(制服を着用)です。
教室で松岡先生から干潟について説明をしていただきました。干潟には多く生き物が住んでいること、カニなどが穴を掘ることで新鮮な空気が地面に入ること,それによって干潟にはメヒルギなどがマングローブを形成すること,広がった根がカニなどの小動物の格好のかくれがになっていることなどを教えてくださいました。
バスで移動し,干潟(調整池)に向かいます。
干潟の様子です。
よく見ると地面には無数の小さな穴があいており,そこから小さなカニが出てきました。水が溜まっているところは,小さな魚やハゼ,カニなどをたくさん見つけることができました。
昨年植えたメヒルギです。
よくメヒルギの木を観察してみると,1枚だけ黄色になった葉がありました。真水と海水の交じる喫水域に育つメヒルギは,吸収した水に含まれる海水中の塩分を1枚の葉に集めることで,育つことができるそうです。
最後はみんなで記念撮影をしました。
松岡さん,藤さん,貴重な機会を作っていただき本当にありがとうございました。