メヒルギの植樹体験
田検小学校では,マングローブ林を再生するために
3・4年生が主となってメヒルギ(※マングローブの1種)の
植樹活動を行っています。(→過去の記事)
この日は国際マングローブ生態系協会理事長である
馬場繁幸先生にお越しいただき,
マングローブについて教えてもらいました。
こちらは「メヒルギ」と「サキシマスオウノキ」の切り株です。
(※許可を得て切られたものです。
マングローブを伐採することは禁止されています。)
見た目よりとっても重くてびっくり!
「これだけ太くなるのにどのくらいかかりますか?」
と児童からの質問。
なんと,30年は必要だそうです。
その30年後に向けて,海沿いの川に
メヒルギの苗を植えに行きました。
子どもたちが5月から育てて大きくなった苗木を
大事に植えていきます。
ぬかるんだ土の中を 一生懸命進んで掘って…
泥だらけになりましたが,みんな満足気です。
みんなが大人になる頃には
メヒルギはどんな姿になっているのか楽しみですね。
最後に,先生からのお言葉を一つ。
“山ンハギィネー,海ンハギイン”
豊かな海と生物を守るためには,
山や植物を守らなければいけないという意味です。
30年後も子どもたちに覚えていてもらいたい言葉です。