国民文化祭「やけうちの文化と音楽の祭典」
毎年全国で行われる国民文化祭,
第30回となる今年は鹿児島県での開催でした。(→ホームページ)
宇検村でも様々な国文祭イベントが催されました。(→宇検村ホームページ)
11月14日・15日には「やけうちの文化と音楽の祭典」が開催され,
当日は田検小の児童が参加しました。
オープニングでは,中学生と一緒に合唱を披露しました。
トップバッターという大事な役目を担うことになり
少し緊張していた田検小の子どもたちでしたが,
持ち前の元気な歌声で会場を盛り上げました。
その後1~4年生はなり細工を体験しました。
「なり」とは奄美に自生する「ソテツ」の実のことをいいます。
この実に絵を描いて,キーホルダーに加工しました。
初体験の児童も多く,夢中で制作していました。
思い思いの作品が出来上がりました。
5~6年生は榎木孝明さんの記念講演会に参加しました。
宇検村や奄美の文化にあらためて触れ,
理解を深めることができたのではないでしょうか。
午後からも子どもたちは引き続き
会場で展示作品や舞台を鑑賞していました。
なかには舞台に出演する子どももいました。
宇検村の子どもは,地域の文化をよく知るだけでなく,
伝承・発信する担い手でもあるのですね。
2日目となる15日。
学校はお休みですが,児童の多くが遊びに来ていました。
お茶席でお客様をおもてなしする子どもたち。
お点前も披露しました。
会場では児童の絵画や短歌,受賞作品,自由研究などの作品を展示し,
子どもたちの学習の成果を沢山の方々にご覧いただきました。
2日間にわたって開催された「やけうち文化と音楽の祭典」。
宇検村のさまざまな文化や音楽,芸術を
各地からお越しいただいた多くの方々に触れていただきました。
このような祭典に参加できたことが
子どもたちにもよい経験となって今後活きていくことと思います。
こちらは祭典プログラムの一つとして披露された
「須古釜踊り」の様子です。
(当ホームページ内学校ヒストリアでも紹介しています。)
田検小学校からの「子どもたちにぜひ披露してほしい」
という依頼をきっかけに,保存会の活動が復活しました。
国民文化祭という場で皆さま方にもご覧いただき,
地域文化の一助となれたことを大変喜ばしく思います。